花びらのように見える白い部分は苞葉で、真ん中の黒紫がかったものが花びらです。
花後、果実がなり、赤く熟し、食用にもなります。
氷河期時代からの遺存植物の一つで、日本では大雪山系や釧路地方、根室地方、北方領土に分布しています。
この果実の形が唐橘に似ていることから、この名前がつけられました。
黒紫部分が、こんなに鮮やかな赤い実に変化することにとても驚きました。後からこの実が食べられることを知り、味見をしておけば良かったと思いました。
食べた方の感想は、「味がしない」、「甘味がある」というものでした。
高さ 5-20cm
花期 6月