スミレ科

スミレ

山野や道端などに生えます。

 

名前の由来は、花の形が大工さんの使う墨つぼに似ていることから付きました。

 

花は濃い紫色で、筋が入っています。

葉はへら形で、ふちにはギザギザがあります。

 

花は食用として利用されることもあります。

 

 

高さ 5-20㎝

花径 1-3㎝

 


ニオイスミレ

青紫色
青紫色

他のスミレと同じく葉はハート型で、色は青紫、薄紫、白、淡いピンクがあります。

 

名の通り強い香りがあり、園芸種として人気のある花です。

 

別名「スイートバイオレット」ともいい、ナポレオンが愛した花だと言われています。


フイリタチツボスミレ

タチツボスミレは日本各地で見られる身近な花で、その葉に、白い斑が入ったものです。

 

名前の由来は、茎が立つツボスミレの意味です。

 

距の部分は淡紫で、葉はきれいなハート型です。

 

高さ 10㎝程 

  

※斑入り(ふいり)…葉の一部が白や黄色などの模

 様になること

※距…花びらや萼(がく)の付け根にある突起部分

※ツボ…庭や庭先の意味


アイヌタチツボスミレ

北海道から東北に分布します。

  

タチツボスミレによく似ていますが、この花の特徴は、距の部分が白く、花びらの中心に白い毛が生えていることです。

 

葉は心円形で、裏面は紫色をおびることもあります。

  

 

高さ 5-15㎝

花径 2㎝程

花期 5月中旬-6月初旬