夏、海岸の砂地やその近くの草原に自生します。
「波来草」という花名は、砂波に波が寄せて来るような姿で咲くことから付けられました。
唇型の花びらで、上唇は膨らみ、下唇は3つに裂けています。
低くて小さくて、しかも揺れているのでピントを合わせるのが難しく、その美しさをとらえるのは大変でした。
シソ科の植物で、茎は地を這い、枝分かれして広がります。
伊吹山に多く、香水のジャコウの香りがするため、この名前が付きました。
薬用やハーブとしても使われています。
高さ 3-5㎝
花言葉 なつかしい香り
東アジアの温帯に広く分布します。
花は唇形をしていて、形が笠をかぶった踊り子に見えるため、この名が付きました。
高さ 10-50㎝
花径 2㎝程
別名 ラミウム
花言葉 気づかれない想い
※斑入り(フイリ)…葉の一部が白などの模様になること
本州と四国の野原に分布します。
花が重なって咲く姿を「十二単衣」に見立て、この名が付きました。
全体的に白い毛があります。
1つ1つの小さな花は淡い紫色で、唇の形をしています。
高さ 10-25㎝
花径 1㎝程
花言葉 はかない愛
北海道から九州の日当たりの良い山野の草地に群生します。
茎は四角く、紫色の唇形の花をつけます。
円筒形の花穂の形が、矢を背負う道具のウツボに似ているので、この名が付きました。
高さ 20-30㎝
花径 1㎝程
別名 カコソウ