鮮やかな紫色のこの花はトリカブトの一種で、利尻島や礼文島の草原に生え、猛毒を持ちます。
「ブシ(附子)」とは、トリカブトの根を乾燥させた毒の名前です。
この植物園では、リシリブシの数や場所を記録しています。
花の形を小さな車に見立て、浜に生えるのでこの名が付いたそうです。
別名「エゾオグルマ」です。
夏に北国の海岸の砂浜で自生します。
稚内の海岸でもよく見られる花です。人の背丈ほどもある大型の花で、茎が太く、葉も多くて厚く光沢があり、たくましい花という感じがします。
高さ 30-120㎝
花径 3-5㎝
写真の花は全て「利尻・礼文 花の庭」に咲いています。
咲き始めた花たちです
ツツジの中でも花の大きなクロフネツツジが咲いています。外国船に乗ってやってきたのが名の由来だそうです。
残念なことにコマクサの花がほとんど鹿に食べられてしまいました。
まだ風の冷たいときもありますが、少しずつ花が咲きだしました。
鹿にいたずらされたりしてダメになったものもありますが、だんだんとこれから見ごろになってくると思います。